弊所代表の宮嶋は、日本で初めてかつ唯一社会保険労務士として証券会社において上場引受審査の監修をおこないました。また上場審査される側の会社役員として、上場企業の経営に携わった経験もあり、審査をする側、される側双方の経験に基づいたコンサルティングサービスを提供しています。
上場審査では財務情報や成長性が審査されるだけではありません。近年では帳簿外非財務情報である人事労務関係やコンプライアンス体制、未払い残業、社会保険の未加入などの簿外債務、過重労働といった労務に関する事項が厳しく審査される傾向にあり、重要性が増してきております。
上場支援をおこなう会社の多くは財務会計、資本政策といった分野が中心になりがちです。弊所では、規程整備だけではなく未払い賃金対策、労使紛争などの労務リスクを払拭し、より健全な組織運営をおこなうための体制づくりを視野に上場審査をサポートいたしております。
またM&Aにおける人事デューデリジェンスや、PMI、労務監査もご提供いたしております。
IPOコンサルティングの提供内容
未払い残業の算定と対策、労務リスクの視点からの課題抽出と対策 。就業規則や付属諸規程の改定と最新法令対応、社内労務管理体制の構築、人事労務規定等の運用アドバイス、労働基準監督署の定期監査への対応相談。
M&A(人事デューデリジェンス)の内容
M&Aで相乗効果を生み出すためには、双方の組織に所属している「人」のマネジメントが機能しなければ、期待した効果を生み出すことが難しいのが実情です。 企業のM&Aや合併が行われる場合、対象となる企業の事業価値を支えている人事面に特化した調査を行います。
人事デューデリジェンスのおもな流れ | ||||||||||||||||
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労務監査の内容
労務監査とは、社会保険労務士が企業の労務管理状況並びに運用が法令に照らして適正か否かの調査をおこなうことです。任意監査のため、定期的に実施する事業所は少ないのですが、会社法の改正や金融取引法の施行にともない内部監査の重要性や、法令遵守精神に基づいたCSR(企業の社会的責任)について確認するケースが徐々に増えつつあります。
労務監査ではチェックリストに基づいて、あなたの会社の現状を分析・把握。問題点を洗い出すことで改善ポイントを可視化し、組織のリスクマネジメントに役立てるものです。とくにIPO準備に入ることを考えている企業や、事業継承を視野に入れているような企業では必須のタスクになりつつあります。

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